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法学部が講演会を開催「国内で2人しかいない実務家が語る 法曹界で働く魅力」
6月4日(木)、法学部は1年生を対象に、同学部の客員教授である神垣清水(かみがき・せいすい)氏を講師に迎え、講演会「国内で2人しかいない実務家が語る 法曹界で働く魅力」を開催しました。
神垣教授は、東京地方検察庁の特捜部時代に戦後最大級の汚職事件といわれたリクルート事件の捜査に携わったほか、オウム真理教による地下鉄サリン事件では、刑事部副部長として60人の検事を指揮。その後、公正取引委員会委員を経て、現在は弁護士として活躍されています。
神垣教授は、身近な事例をあげながら、私たちの日常生活の中で法律がどのように機能しているか、また企業活動に法律がどうかかわっているかなどを解説されたのち、自身の経験に基づき検事、公正取引委員会委員、弁護士の仕事についてやりがいや苦労、魅力を熱く語られました。
同学部では今年度、コース再編により、国家公務員や地方公務員上級職への就職を目指す「法律学特修コース」を新設しました。より高い志を持って同学部に入学した学生たちも多く、数々の歴史的大事件を捜査された神垣教授の話に聞き入っていました。