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お知らせ

理工学部建築学科人間-温熱環境研究室から、夏を快適に過ごす提案をいただきました。
みなさん、ぜひ試してみてください!

衣服
・スリッパに履きかえると、通気性がよくなり、熱・湿気がこもりません。
・ネクタイを外す、胸元が開いたシャツを着ると、衣服内の温度・湿度が逃げやすく、
    体感温度は1℃下がります。★
・麻素材や涼感が得られる合成繊維は、肌さわりが良いです。しわになりやすい欠点が
    ありますが・・・。

扇風機
・扇風機、うちわ、扇子などの風により体感温度は1℃~2℃下がります。★
    扇子は粋なアイテム!
・室内の熱気は天井のほうに溜まるので、その熱気を逃がしましょう。
・1つの窓でも、窓の上のほうから暖かい空気を追い出すと下のほうから涼しい風が
    入ってきます。

エアコン
・湿度を下げると、汗が乾きやすく、気化熱によって体感温度は下がります。人は汗を
    かいていないと思っていても、汗をかいています。(不感蒸泄)
・エアコンの吹き出し空気は、室内の空気より低い温度なので重たく下に溜まります。
   そのため、風向きを上向きにして部屋全体に冷気を広げましょう。
・フィルターに付いたホコリによって、風量が小さくなり、消費電力がUPします。

発熱を防ぐ
・長い蛍光灯は1本で40W発熱します。必要な所に必要なだけ使用しましょう。
    昼光を利用!
・待機電力カットは、電気代だけでなく、室温上昇を減らします。

遮熱
・日射熱は大きく、1000W/㎡になることもあります。直射日光は室内に入れないように
 しましょう。
・遮熱フイルムを貼ることは有効ですが、熱割れには注意しましょう。★
・緑のカーテン(植物)は、葉から水分が気化するため、温度が下がります。窓の外に
   すだれを掛けている場合は、すだれを濡らしてみましょう。

食べ物
・冷たい物を取ると涼しく感じます。取り過ぎるとお腹の調子が悪くなりますが・・・。
・夏野菜には、体温を下げる効果があるといわれています。旬のモノを食べましょう。

心理
・古くからある風鈴は、風鈴の音⇒風が吹いているという連想で、暑さを緩和します。
・ペパーミント系の香りは、体感温度2℃程度下げる効果があると言われています。
・寒色系の色は、水を連想し、暑さを緩和します。★

★は、摂南大学で行われた卒業研究・共同研究の実験から得られた知見を基にしています。
より詳しいことを知りたい方は、miyamoto@arc.setsunan.ac.jpまでご連絡ください。
                                                                摂南大学理工学部建築学科人間-温熱環境系研究室

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