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経営学部の講座では店の名前も自分たちで考えた 経営学部の講座では店の名前も自分たちで考えた

模擬法廷で開かれた法学部の講座 模擬法廷で開かれた法学部の講座

自分で作った分光器で光を観察する理工学部の講座参加者ら 自分で作った分光器で光を観察する理工学部の講座参加者ら

 摂南大学は、大阪府内の中学生を対象にした「大阪中学生サマー・セミナー」において、7月25日から8月8日の間、全7講座を開講しました。

 8月6日は、経営学部、法学部、理工学部の講座があり、午前10時から始まった経営学部の講座「あなたも社長!会社を経営してみよう!」には27人の中学生が参加。午前中は自己紹介ゲームなどでお互いをよく知ることから始め、午後は保護者チームも含めて計10チームに分かれて、シミュレーション・ゲームでパン屋の経営に挑戦しました。パソコンを使ってパンの販売価格、製造個数、材料の発注数をメンバーで相談しながら入力します。全チームのデータがそろうと、各チームの販売個数や来客数、利益などの結果が出てきて歓声と落胆の声が交錯。これを7回繰り返し総合成績を競いました。1回の販売成績が出るたびに「次はもっと利益を上げよう」「在庫が多すぎる」など経営議論が白熱していました。

 模擬法廷では法学部の「法律ってなんだろう?」の講座に14人が参加。前半はピザを家族で切り分ける方法やマンションの修繕問題など身近な例をもとに、法律を知ることが衝突や争いを防ぐ知恵になることを学びました。後半は模擬法廷を使って裁判の進め方や種類などの解説がありました。

 理工学部の講座「簡単な分光器を作って、光の強さと成分を知ろう!」は理工学部実験室で開かれ、9人が参加しました。厚紙の型紙と回析格子などで簡単な分光器を製作し、それを通して蛍光灯、LEDライト、はだか電球などの光を観察。どんな色の光が見えたかやその強さを記録していました。「これを夏休みの自由研究にします」という参加者もいて、熱心に分光器をのぞいていました。

 このほかの講座も工夫を凝らした内容で、生徒たちの学びの意欲を高める場となりました。
 

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