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お知らせ

救護所に搬送されたケガ人の対応を行う救出救護班 救護所に搬送されたケガ人の対応を行う救出救護班

学生に見立てたカードで安否情報を確認する避難誘導班 学生に見立てたカードで安否情報を確認する避難誘導班

声掛けや積極的な情報提供を提案する声があがりました 声掛けや積極的な情報提供を提案する声があがりました

 8月31日と9月1日、摂南大学は理工学部建築防災研究室とボランティアスタッフズの協力のもと、大地震発生時を想定した災害訓練を寝屋川キャンパスで実施しました。

 訓練は、キャンパス全体を使った大規模なもので、2日間で延べ154人の教職員と学生が参加。地震発生時の時間や天候、その時に居る学生数など学内で起こり得るさまざまな事象について具体的に想定し、学生が進行・サポート役となって、図上訓練と実動訓練を行いました。

 特に2日目の実動訓練は、安否確認場所に集まってくる学生数の確認や火災調査、ムラージュ(外傷模型)を施した傷病役の学生に対する搬送・応急手当など、6つに分かれた班が被害状況に応じて行動し、災害対策本部へ情報を集約するなど、実際の災害発生時さながらの緊張感ある訓練でした。

 訓練後の行動内容の振り返りや改善策の検討では、連携や指示の難しさ、救護物品・通信機器の充実・改善など、さまざまな気付きが各班から報告されたほか、学生からも各班に求めることや、学生に何ができるのかについて意見が述べられました。

 参加者からは、「とても良い経験ができた。この訓練を多くの教職員や学生に経験してほしい」という声が多数あり、災害に対する心構えや知識、備えの重要性を実感した有意義な災害訓練となりました。

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