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初めて体験する運動会に盛り上がるキルギスの生徒たち 初めて体験する運動会に盛り上がるキルギスの生徒たち

日本語クラブのコンサートでは、バケツや水を入れたグラスを楽器にして日本の曲を歌いました 日本語クラブのコンサートでは、バケツや水を入れたグラスを楽器にして日本の曲を歌いました

元気に帰国した石田君 元気に帰国した石田君

 昨年1月から青年海外協力隊員としてキルギスに派遣されていた、外国語学科の石田裕貴君(3年)が8月26日、任務を終え帰国しました。

 青年海外協力隊は、日本政府のODA(政府開発援助)の一環として、国際協力機構(JICA)が実施する事業で、開発途上国を中心に若者を派遣する草の根レベルのボランティアです。

 石田君は「青少年活動」の分野で合格し、キルギスの農村にある小学生から高校生約100人が在籍する学校で日本語指導とともに体育と音楽の授業サポートを行いました。「日本語クラブ」「サッカークラブ」の立ち上げや、それらを通じて他の村や市との交流イベントを企画・実施するなど、悩みながらも徐々に「村と外とを繋ぐパイプ役」という自分の役割を見いだし、さまざまなことに挑戦しました。

 今年の5月には、学校全体を巻き込んだ「運動会」を実施。「運動会」がどんなものか全く分からない先生や生徒らに説明を重ね、約1カ月半かけて競技種目の練習を行いました。運動会当日、最初の競技が始まったとたん大歓声が観覧席から沸き上った時は、喜びで涙があふれたそうです。

 1年8カ月のキルギスでの活動を通じ「幸せの基準が変わった。生きることが楽しくなり、自分の将来を考えるとワクワクする」と話す石田君。この秋から復学しゼミにも復帰。地域活性化に貢献できる仕事に就くことを目標に、石田君の新たな挑戦が始まります。

摂南大学HPの外国語学部オリジナルサイトに石田君の活動報告が掲載されています。
http://www.setsunan.ac.jp/~kokusai/foreignstudies/

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