本文へ移動

お知らせ

 11月11日及び12日、上海で開催された”Economic Sustainability at the End of Double Digit Growth”と題する国際会議において、久保広正教授は”Urbanization and Productivity”、また後藤和子教授は”Cultural Industries and Tourism”と題するセッションで基調報告を行いました。

 この国際会議は、ドイツの「コンラッド・アデナウアー財団」が日中韓の専門家、及び日中の学生を招へいすることにより開催したものです。その目的は、第二次大戦後、近隣諸国との和解を進めたドイツが、日中の若い人々に議論の場を提供することにより、東アジアの安定に貢献したいとのことでした。このため、日中韓の専門家が報告を行い、それを受けて日中の学生が議論するという方式で進められました。

 久保教授は中国が持続的成長を実現するためには技術革新が必要であること、また、後藤教授は、京都と金沢を例に観光産業の在り方について報告し、その後の議論に対する出発点を提供しました。さらに、12日には、日中の学生が「人口問題」など4つの分科会に分かれ、それぞれの国の事情、政策の在り方など活発な議論を行い、会議は成功裏に終了しました。

お知らせ一覧へ