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学生や球団職員、行政関係者など約100人が参加 学生や球団職員、行政関係者など約100人が参加

分析結果について会場から質問を受ける学生たち 分析結果について会場から質問を受ける学生たち

写真左から佐野君、柴田君、郭講師、西君 写真左から佐野君、柴田君、郭講師、西君

 経済学科・郭進ゼミの柴田怜央奈君(3年)、佐野尚仁君(2年)、西和樹君(2年)は11月14日、阪南大学あべのハルカスキャンパスで開催された「オリックス・バファローズ 大学生によるマーケティングプレゼンテーション」で発表を行いました。

 経済学部は、経済学を実践的に学ぶための教育プログラムの一つとして、2011年度からプロ野球球団のオリックス・バファローズと連携し、特別授業や公式戦でのフィールドワークを実施しています。

 このプレゼンテーションは、同球団と連携する本学を含む6大学(和歌山大・大阪商業大・京都産業大・帝塚山大・阪南大)が、分析結果の発表だけでなく、球団や自治体に対し来季以降の試合開催の戦略立案に関する提案を行うものです。

 3人が発表したテーマは「球場での観戦意欲を向上させる要因について」。近年プロ野球人気が低迷する中で球場の観客動員数が伸びている点に着目し、その要因について、5月開催の京セラドーム1軍公式戦における来場者アンケートを用いて分析しました。

 球場サービスの満足度が上がれば、観戦意欲が高まることや、成績の満足度が下がると観戦意欲が高まるといった意外な結果を多重回帰分析から導き出したデータにより説明。また、観客動員数を増やすため、チケット価格の差別化などを提案しました。

 発表を終え「利用した分析手法は、授業でまだ学んでいなかったため大変でしたが、レベルの高い発表ができた。プロ野球ビジネスについて昨年度は経済波及効果、今年度は観客意識と異なった視点から研究し、視野も知識も深まりました」と話す柴田君。後輩の佐野君と西君からは「この経験を生かし、今度は自分たちが他のゼミ生や後輩をサポートしたい」という頼もしい言葉が聞かれました。

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