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由良町でインバウンド観光ツアーを実施
11月21日、経済学科の学生4人が、和歌山県由良町でインバウンド(訪日外国人)観光ツアーを実施しました。
インドネシア、中国、トンガ、フィジー、韓国からの本学留学生17人がモニターとなり、サポート役として国際文化交流研究部の日本人学生6人も参加しました。
経済学科の4人は、9月に東京で開かれた産学連携ツーリズムセミナーにおいて、同町のインバウンド観光の可能性について発表を行い、具体的なツアーコースも提案していました。
参加者は、大学から貸切バスで現地に向かい、大引海岸到着後、地引き網を体験。釣ったアジ、サバ、ハマチなどを使ったバーベキューを楽しみました。新鮮な魚を刺身で味わおうと、地元住民に教わりながら魚をさばいたり、漁師の方と交流する留学生の姿もあり、賑やかな昼食となりました。
その後、日本のエーゲ海とも呼ばれる白崎海洋公園の景色を眺めながらセグウェイ(電動立ち乗り二輪車)を試乗。ほとんどの学生がセグウェイに乗るのは初めてでしたが、すぐにコツをつかみ、風を切って美しい自然を満喫しました。このほか「醤油」「金山寺味噌」発祥の地とされる興国寺を語り部とともに参拝するなど、由良の歴史にも触れました。
実施後のアンケートでは、「初めての地引網はとても楽しかった」「白崎の景色が印象的」「また友達と行きたい」などの声が留学生から上がっていました。
ツアーの責任者で由良町まち・ひと・しごと創生推進協議会長を務める経営情報学科の鶴坂貴恵教授は、「今回のツアーは日本人でも楽しめる内容だった。さらに検討を進め、旅行社による商品化につなげるなど、由良ブランドの価値を高め、地域活性化に役立てたい」と話しました。