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経営情報学科生が正しいインターネットの利用法を小学生に指導
経営情報学科の久保貞也准教授、針尾大嗣准教授のゼミ生30人は11月17日、門真市立四宮小学校の6年生約120人に対し、モラルやルールを守った正しいインターネットの利用法について授業を行いました。
久保ゼミと針尾ゼミは、今年度から大阪府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課と連携し、サイバー犯罪防止の啓蒙活動に取り組んでいます。
ゼミ生たちは、同課が実施する防犯講演等を見学し、指導内容を検討。練習を重ね、門真市教育委員会の協力を得て、同市内の生活指導を担当する同市立の小学校および中学校の教諭が集まる会議で模擬授業を実施するなどの活動を行ってきました。
授業では3枚の写真を紹介し、どんな問題点があるのかをグループに分かれて、話し合いました。相手に許可なく写真をインターネットに投稿するとプライバシーの侵害に当たることや、写真には撮影場所の位置情報が記録されていることなどについて説明を行い、児童らに犯罪の被害者にも加害者にもならないようにと呼び掛けました。
「授業を実施するまで小学6年生がどこまで話の内容を理解してくれるかと心配だったが、SNSやインターネット環境について想像以上に詳しかった」と驚くゼミ生たち。同時に「小学生が元気良く授業に参加してくれた」と手応えも感じたようで「この取り組みを他校でも実施したい」と意欲的な声が上がっていました。