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西山酒造場でのインターンシップ 西山酒造場でのインターンシップ

研究発表を行うセッラさん 研究発表を行うセッラさん

 9月14日から3カ月間、本学経済学部(後藤研究室)に留学していたベロニカ・セッラさんが研究活動を終了し、帰国しました。

 セッラさんの留学目的は、日本酒産業に関する調査とインターンシップです。彼女は大学院でフード・コミュニケーションという新しい分野を専攻し、特にミラノで市場が拡大しつつある日本酒に興味を持ちました。フード・コミュニケーションはスローフードとも関連が深く、伝統的な製造法による生物多様性の保持、ミシュラン獲得によって付加価値を高めるなどの理由で人気のある分野です。

 留学中は、兵庫県丹波市の西山酒造場で1カ月間、住み込みのインターンシップで日本酒の製造法などを学びました。このほか、神戸市灘区、姫路市、滋賀県高島市、京都市、伊丹市、交野市等の酒造場を多数訪問し、視察調査を行いました。そして、キャンパスでは外国語学部や経済学部の授業でミラノ万博やインターンシップなどについて、本学学生にレクチャーを行ったり、英会話ランチタイムにも参加するなど、学生との交流も深めました。これら活動の成果を踏まえ、12月2日には経済学部や国際交流センターの教職員、学生らに対し、インターンシップと調査に関する研究発表を行い、有意義なまとめの場となりました。セッラさんは、「期待した以上の経験ができて、大変満足しています。」と語ってくれました。

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