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夢を1日10回言葉に出してほしいと語る栗城氏 夢を1日10回言葉に出してほしいと語る栗城氏

互いの目標や夢を語り合う学生たち 互いの目標や夢を語り合う学生たち

サイン入りのプレゼントを手に笑顔の学生運営委員 サイン入りのプレゼントを手に笑顔の学生運営委員

 摂南大学は12月15日、登山家の栗城史多氏を講師に迎え、創立40周年記念特別講演会「NO LIMIT~限界という壁を越えて~」を寝屋川キャンパスで開催しました。

 この講演会は、学生の教養の幅を広げ、目標や夢に向かって一歩踏み出す力を得てほしいと創立40周年記念事業の一環として企画され、10人の学生が運営委員として協力しました。

 栗城氏は、「冒険の共有」をテーマに山頂からのインターネット生中継に挑む異色の登山家。講演会では、6大陸最高峰と8000m峰4座の登頂、4度目のエベレスト挑戦時に見舞われた9本の指を失う事故、そこからの復帰というさまざまな出来事の中で家族や先輩から掛けられた言葉やエピソードを紹介し、夢を持ちチャレンジを続けることの大切さについて語りました。

 また、夢を言葉にして色々な人に伝えることが実現に近づく方法と話し、会場の学生を2人1組にして、お互いの目標や夢を語る時間も設けました。

 登山を始めるきっかけとなった大学時代の失恋や、自分の限界を決めているのは自分自身だと気付いた大学山岳部での雪山縦走体験など、ユーモアもありつつ熱い思いが伝わる講演に、参加した約250人の学生は心を動かされた様子でした。

 運営委員のリーダーとして、ポスターや告知動画などの制作に携わった平山慶幸君(経済学科3年)は、「苦しみと喜びが表裏一体という言葉が心に残りました。困難があっても自分の目標に向かって、諦めることなく前に進んでいきたい」と語ってくれました。

 終了後、栗城氏のもとには「大学時代に世界一周したい」などの夢を語り握手を求める学生が列をなし、盛会のうちに特別講演会は終了しました。

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