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初めての餅つき。慣れない杵の扱いに苦戦するベトナムの高校生 初めての餅つき。慣れない杵の扱いに苦戦するベトナムの高校生

色紙には自分の好きな漢字1文字と名前を書いた 色紙には自分の好きな漢字1文字と名前を書いた

交流会ではギターの演奏に合わせベトナムの歌を披露 交流会ではギターの演奏に合わせベトナムの歌を披露

 摂南大学国際交流センターが企画した短期訪日研修プログラムでベトナムの高校生16人が1月17日から23日までの1週間、来日しました。

 彼らは、ハノイでも有数の3つの進学校(Thang Long校、Yen Hoa校、Kim Lien校)に通う高校生で日本語と日本文化を学ぶため、本学での授業をはじめ、本学園の設置学校である常翔啓光学園中学高校への訪問・交流のほか、宇治市の平等院鳳凰堂や池田市のインスタントラーメン博物館見学などの校外研修、外国語学部生と合同の餅つき大会などに参加。さまざまな体験を通じて日本への理解を深めました。

 1月21日、同高校での書道体験では、筆の使い方や線の引き方を学んだあと、お手本を見ながら「福」や「和」などの漢字の書き取りに挑戦。スムーズに筆を運ぶベトナムの高校生たちに、指導の先生方から驚きの声が上がっていました。また、クラブ活動体験では、各自が興味のある部活に分かれて、剣道、バドミントン、バスケットボール、空手の練習に参加しました。

 明るく積極的なベトナムの高校生たちは、その後の交流会においても同高校1年生20人と英語と日本語で活発に会話し、楽しいひと時を過ごしました。「日本人の友達ができて嬉しい。また日本に来たいし、ベトナムにも遊びに来てほしい」と声を弾ませるベトナムの高校生たち。クラブ活動体験と交流会に参加した剣道部の柴田菜那さんと北村優奈さんは、「言葉の壁が心配でしたが、伝えたい、聞きたいというお互いの気持ちが通じ合い、すぐに打ち解けることができました」と笑顔で話してくれました。

 ベトナムから日本への留学生が増加する昨今、今回の研修が本学への留学のきっかけになることを願います。

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