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中国・常州大学の15人が理工学部で研修
摂南大学は1月26日~2月3日、提携校の中国・常州大学から理系学部の学生15人を研修生に迎え、ウインタープログラムを実施しました。
このプログラムは、同大学からの要望を受け、本学の国際交流センターと理工学部の全学科が協力し実施したもので、学科紹介や施設見学をはじめ、マイクロスコープを用いた染色体の観察、都市のプランニングなど、さまざまな実験とワークショップを行いました。
授業は英語で進められましたが、電気電子工学科では、4年生の中国人留学生が説明者となり、学科生が製作した風力発電装置等を中国語で紹介したほか、他学科の中国人留学生らもサポート役として活躍。本学で学ぶ留学生の様子を知ってもらう機会にもなりました。
最終日には、研修の場を学外に移し、山岡金属工業(守口市)やパナソニックセンター(大阪市)を見学。日本のモノづくりの現場や最先端技術に触れ、理工学の知見が社会でどう生かされているかについて理解を深めました。
プログラムを振り返り、研修生からは「実践を交えた授業で多くのことを学んだ。これまでは、ただ勉強に取り組んでいただけだったが、社会にどんな影響を与えられるかという視点を持って学びを深めていきたい」などの感想が寄せられ、短期間の研修中で大きな意識の変化が見られました。