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地域振興に取り組む団体・大学・行政など約300人が集まった 地域振興に取り組む団体・大学・行政など約300人が集まった

由良町で実施したインバウンド観光モニターツアーを説明する岩本宜樹君(経済学科3年) 由良町で実施したインバウンド観光モニターツアーを説明する岩本宜樹君(経済学科3年)

すさみ町の地域活性化プロジェクトについて発表する山口紗季さん(外国語学科4年) すさみ町の地域活性化プロジェクトについて発表する山口紗季さん(外国語学科4年)

 「わかやま地域づくりシンポジウム~地域の自立を考える~」が2月8日、和歌山市内のホテルで開催され、摂南大の学生が交流会とパネルディスカッションに参加しました。

 これは、和歌山県と県内の市町村や企業などでつくる「田舎暮らし応援県わかやま推進会議」が過疎地域の自立と活性化、和歌山県への移住促進を図ろうと開いたもので約300人が参加しました。

 第1部では、鹿児島県鹿屋市の柳谷自治公民館館長・豊重哲郎氏が「情熱の地域づくり~人口300人からの挑戦」と題し基調講演を行い、地域住民の結束を高めながら「芋焼酎やねだん」を開発・販売するなど、補助金や行政に頼らない地域振興について語りました。

 続いて開かれた交流会では、40団体がポスターセッションを実施。大学のふるさと事業で、すさみ町の地域活性化に取り組む課外活動団体ボランティア・スタッフズの学生3人と、由良町のインバウンド観光モニターツアーを企画・実施した経済学部生4人が活動内容を説明しました。

 第2部は、「多様な人材による過疎地域の振興」をテーマにパネルディスカッションが行われました。地域づくりに外部人材活用の必要性が高まっていることから、大学生が地域で活動する意義や期待について意見交換があり、ボランティア・スタッフズの3人が、すさみ町での取り組みを発表。担い手不足で消失の危機にあった伝統行事の復活や、大阪とすさみ町の子どもたちが交流する「忍者キャンプ」の実施、高齢者のお宅を訪問する見守り活動などを紹介し、これらを通じて自ら課題を発見し解決する能力やコミュニケーション能力などが身についたことを述べました。

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