本文へ移動

お知らせ

学生の経験・成長を社会で共有しようと語る山本氏 学生の経験・成長を社会で共有しようと語る山本氏

和歌山県の大学のふるさと事業で地域活性化に取り組む学生らを紹介 和歌山県の大学のふるさと事業で地域活性化に取り組む学生らを紹介

トーク・セッションでは会場を交え活発な意見交換が行われた トーク・セッションでは会場を交え活発な意見交換が行われた

 地域連携センターは2月27日、寝屋川キャンパスで「今、改めて地域と大学、大学と地域の連携を考える!」をテーマに開設10周年フォーラムを開催しました。

 同センターは、2006年4月に開設。これまで地元の寝屋川、枚方、交野、門真各市をはじめ、和歌山県すさみ町や由良町など10の機関・団体と連携協定を締結するなど幅広い活動を展開してきました。

 フォーラム冒頭、八木紀一郎学長の挨拶に続き、センターの10年の歩みを映像で紹介しました。

 基調講演では、国立大学協会専務理事・和歌山大学顧問の山本健慈氏が、高等教育を巡る近年の状況とその中で奮闘する大学・学生たちに言及。人口減少による消滅可能性都市の公表で全国の自治体の危機感が高まるなか、人を呼び込む大学は地域にとって重要な存在であり、大学にとっても無数の課題を抱える地域は、学生の教育に重要な場であると述べました。

 続いて、学生による地域貢献活動の報告があり、由良町へのインバウンド観光誘致の提案を経済学科生が、すさみ町でのボランティア活動が青年海外協力隊というグローバルな活動に展開したことを外国語学科生が紹介しました。

 山本氏、八木学長、参加者によるトーク・セッションでは、本学の地域連携の現状、学生たちの意識の変化、相互のプラスとなる仕組みづくりについて意見を交換。

 100人を超える参加者が集まった会場は熱気に溢れ、地域連携の課題や今後の可能性を探る有意義なフォーラムとなりました。

お知らせ一覧へ