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協定校IULM大学にて 協定校IULM大学にて

マックス・マーラ本社でのヒアリング マックス・マーラ本社でのヒアリング

パルメザンチーズ工場の視察 パルメザンチーズ工場の視察

   春休み期間中の2月14日~20日まで、後藤教授とゼミ生4人(2~3年次生)がイタリアで海外調査を行いました。 これは、「文化経済学」を研究テーマとし、食・ファッション・アートが産業化されたイタリアを訪れ、文化と経済のかかわりを調査する目的で実施されたものです。
  まず、15日は、本学の協定校であるミラノ市内のIULM大学を訪問し、昨年9月に本学に来日した学生らと再会し、交流しました。その後、ミラノ市内の大聖堂や最先端のファッションが集積する通りやアルマーニ本店を視察。16日は、世界遺産にも登録されているベニスの街を訪問し、建築や運河等の観光資源を視察しました。17日は、ミラノ市内の美術館や、デザイン・トリエンナーレを視察した後、参加学生の関心に沿って、鞄やワイン等の店を視察しました。店舗そのものが、富裕な人々の住居を修復したものであり、何千種類ものワインを扱っているワインセラーもあり、興味はつきませんでした。18日は、パルミジャーノ・レッジャーノのチーズ工場やレッジョ・エミリア市を本拠とするマックス・マーラ本社を訪問しました。パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリアチーズの王様ともいわれるパルメザンチーズの本物を意味し、その製造工程や品質管理について説明を受けました。次に、グローバル・ファッション企業であるマックス・マーラ本社を訪問し、世界で初めてプレタポルテを作ったという歴史や、グローバルに展開するマーケティングの現状についてヒアリングを行いました。1,000人が働く本社は広い敷地にあり、おしゃれな社員食堂でランチをいただくこともできました。その後、マックス・マーラの創始者一族が収集した美術品のコレクションを展示するアートコレクションを視察し、キュレーターから収集の考え方等について話を聞きました。これらは、通常の旅行では触れることのできない視察で、参加した学生は大きな刺激を受けていました。
   この企画は、IULM大学から本学に短期留学したベロニカ・セッラさんとベロニカ・ヨッティさんの協力等で実現することができました。指導教授であるフェリーリ教授やベロニカさんたちに心から感謝したいと思います。(文責・後藤和子)

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