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大学1日体験に小学生が来訪。工作教室やイニシアティブ・ゲームに挑戦
3月4日、寝屋川市立桜小学校の6年生75人を寝屋川キャンパスに招き、「大学1日体験入学」を開催しました。
この取り組みは、子どもたちの知的探究心や科学に対する興味を高めるとともに、他者理解や協調性など心の育成を目的に毎年実施し、今年で11回目です。課外活動団体ボランティア・スタッフズと理工学部機械工学科の学生団体テクノスタッフのサポートのもと、児童たちはさまざまなプログラムを体験しました。
午前の工作教室では、機械工学科の橋本正治教授から、ドローンを使ったデモンストレーションを交え、空を飛ぶ原理や仕組みを学習。その後、ビニールや竹ヒゴなどを材料にパタパタ (羽ばたき)飛行機の製作に挑戦しました。児童たちは、細かい作業に苦戦しながらも学生のサポートで飛行機を完成させ、鳥が羽ばたくように飛行する様子に歓声を上げていました。また、製作を早く終えた約10人の児童は、テクノセンターを見学しました。
午後からはイニシアティブ・ゲーム(参加型課題解決活動)と呼ばれるトレーニングを受けました。リーダーとなった仲間の指示に従い、鯨に見立てたペットボトルの捕獲数を競うゲーム「捕鯨船」にグループで取り組み、他者を理解し信頼する力や責任感、協調性の大切さを学びました。
児童たちは「工作教室が楽しかった 」「色々な体験ができて嬉しかった」などと話し、大学での1日を大いに楽しんだ様子でした。