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お知らせ

   5月12日、摂南経済ゲストレクチャー(担当:後藤和子教授)で、千島土地㈱代表取締役社長の芝川能一氏が講演を行いました。

 千島土地㈱は1912年に設立され、関西経済の発展に多大な貢献をしてきました。現在は、北加賀屋を拠点に、使われなくなった名村造船所跡地や、倉庫、空き家等をアーティストやクリエイターの活動拠点として再生し、住之江区の地域活性化に貢献しています。

 そして、千島土地㈱が所有する巨大アヒル・ラバーダックは、水都大阪のシンボルともなりました。これは、オランダ・ロッテルダム在住のアーティスト・フロレンティン・ホフマン氏がデザインしたものです。こうした活動が評価され、2011年にはメセナ大賞を受賞しています。

 また、1927年に竣工された芝川ビルを当時の姿に修復し、レトロな界隈を創出する等、進取にとんだ活動を展開しています。

 ご講演は「現代アートによる都市再生」と題し、様々な取り組み事業を紹介され、地域を活性化するアイディアを探索し、それらを活かすことの重要さを説かれました。

 学生らは、社長の講演を直接拝聴する機会に恵まれ、静かに聞き入っていました。

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