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お知らせ

   5月25日の摂南経済ゲストレクチャー(担当:後藤和子教授)は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング芸術・文化政策センター長の太下義之氏をお招きして、オリンピック文化プログラムについてご講演いただきました。太下氏は、東京都芸術文化評議会の委員でもあります。

  オリンピックはスポーツばかりでなく、文化や教育の祭典でもあること、また東京オリンピックの文化プログラムは、2016年夏から2020年まで、東京のみでなく全国津々浦々で20万件を目標に展開される等、オリンピックの知られざる面を解説いただきました。

   また、太下氏は、文化プログラムは観光(インバウンド)に結びつく可能性が高いことを強調されました。なぜなら、既に羽田空港や成田空港のキャパシティは限界に達しているため、文化プログラムの魅力で、外国人が地方空港から日本に入国するルートを作れる可能性が高いためです。2013年11月、文化プログラムが地方の観光振興にとって重要であるという認識の下に、観光庁と文化庁は包括的連携協定を結びました。

  関西では触れることのない最先端の話に、学生も興味深く聞き入っていました。

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