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練習中は、常に「チャレンジしていこう」と選手に呼び掛ける 練習中は、常に「チャレンジしていこう」と選手に呼び掛ける

普段は柔和なマコーミック氏も、グラウンドでは「赤鬼」の顔をのぞかせる 普段は柔和なマコーミック氏も、グラウンドでは「赤鬼」の顔をのぞかせる

表敬訪問で、握手を交わすマコーミック氏(前列右)と八木学長 表敬訪問で、握手を交わすマコーミック氏(前列右)と八木学長

 アンドリュー・マコーミック。現役時代の気合いの入った激しいプレースタイルから付いたニックネームは「赤鬼」。1998年に外国人初のラグビー日本代表主将に選ばれ、翌年のW杯にも出場したマコーミック氏は、日本ラグビーの歴史の中でもひときわ大きい存在としてその名が刻まれています。そのマコーミック氏が、今年度から本学のラグビー部コーチに就任しました。

 6月14日、学長への表敬訪問時に「タフなチームをつくっていきたい。選手たちは、グラウンドの外で人としての素晴らしい優しさを持っている。しかし、一歩白線の内側に足を踏み入れたなら、そこは勝負の世界。試合に勝つという意識をもっと高めていきたい」と、抱負を述べました。その姿勢は既に練習風景に表れています。コーチや選手全員が「ハングリーにいこう」「チャレンジしていこう」と声を掛け合い、強気の姿勢をつくっていました。
 また、マコーミック氏が現役時代から大事にしているのは、一人ひとりの選手とコミュニケーションを取ること。現在も朝と夕の練習の合間には、選手と個別で話す時間を設けています。その中で個人の課題や目標を明確にし、個人やチーム全体のレベルアップを図っているのです。

 「プレーするだけでも楽しい。試合に勝ったらもっと楽しい。楽しさと勝ちたい気持ち、そのどちらも大事にしながら、一緒にチームを盛り上げていきたい」と、笑顔で語るマコーミック氏の指導に期待が高まります。

アンドリュー・マコーミック氏の略歴
 ニュージーランド出身
 1993 東芝府中に入団
 1996~98 日本選手権3連覇
 1996 日本代表選手に選出
 1999 ラグビーW杯に日本代表(主将)として出場
 2000 東芝府中ヘッドコーチ就任、以後複数のチームで指導
 2012 関西学院大学ラグビー部ヘッドコーチ就任
 2016 摂南大学ラグビー部コーチ就任

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