経済学部
【経済学部】大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館員がドイツおよびEU情勢について講演しました
7月5日、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館からヨハネス・シュヴァイツアー上級専門官(経済担当)が経済学部を訪問し、「ドイツとEU-チャレンジとオポチュニティー」と題する講演を行いました。
講演内容は極めて包括的なものであり、ドイツに関する基礎知識、観光地としてのドイツの魅力、中近東からの難民に対するドイツの政策、さらにはイギリスのEU離脱問題まで、丁寧な英語で講演されました。特に同専門官は、ドイツの大学では授業料が無料であり、かつ様々な奨学金が用意されていること、過去の経緯、人的資源の活用といった観点もあってドイツは難民を受け入れており、2015年、その人数は100万人を上回ったことなどを説明されました。また、イギリスが国民投票によりEUから離脱することを決めたことについて、EU統合の試練といえるが、それはEU改革への新たな機会でもある点を強調されました。
講演は経済学部生約70人が聴講し、熱心に耳を傾けていました。また、終了後、同上級専門官を囲んで学生から様々な質問が投げかけられるなど、ドイツに魅了された一日となりました。なお、講演はすべて英語で行われました。