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お知らせ

  7月20日、摂南経済ゲストレクチャー(担当:後藤和子教授)に、本学卒業生で兵庫県立大学特任教授上山修一氏をお迎えし、関西の中小企業について講演いただきました。

 日本の企業の99.7%は中小企業であり、従業者数で見ても、中小企業で働く従業者は約70%を占めています。上山氏は、関西地域の具体例を挙げながら、研究開発費に売り上げの5%を充て、ニッチ市場を開拓している中小企業や、大企業にはできない注文生産を行っている企業、海外展開をしている中小企業等を紹介されました。また、地域資源を生かした地場産業の重要性や、女性を活用して利益を伸ばしている企業の存在にも触れ、中小企業を見る目を養う必要性を強調されました。

  学生からは、「学生が中小企業を訪問して受け入れてもらえるか」「どんな企業がよい企業だと思うか」等、質問があり、上山氏は、中小企業診断士としての経験も交えて、「何をしているか分かりやすいこと」「社長が何を考えているか、会って話を聞くこと」等、企業を見る視点を示唆されました。

  製造業から旅館業まで、様々な業界のイノベーションについて、貴重なお話を聞く機会となりました。

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