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経営情報学科の学生が「サイバー防犯ボランティア」活動を今年も実施
経営情報学科の久保貞也准教授、針尾大嗣准教授のゼミ生は7月1日、寝屋川市立梅ヶ丘小学校6年生38人に対し、安全なインターネットの使い方についてのワークショップを行いました。
ワークショップでは、インターネット上に公開すると想定した3枚の写真について、問題点をグループに分かれて討議。写真の拡散による炎上やプライバシーの侵害、位置情報を解析することで犯罪に巻き込まれる危険性があることなどについて、意見を出し合いました。参加した児童は、被害者だけでなく、無意識の内に加害者にもなってしまうインターネットの危険性を理解しました。
新たな取り組みとして、学生が編集した動画による啓発活動を実施。スマートフォンで撮影した写真に記録された位置情報を取得する方法を紹介し、写真をインターネット上に公開することの危険性を分かりやすく示しました。
本活動は大阪府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課と連携し昨年から行っているもので、昨年は4小学校、2中学校の約650人が参加しました。学生が行った優れた取り組みとして、7月12日には本活動に対して学長表彰が授与され、代表で受け取った明平夏奈さん(3年)は「インターネットの危険な一面を知ってもらい、正しく使ってほしい」と、今後の活動に熱意を見せました。