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卒業時のベロニカ・ヨッテイさん 卒業時のベロニカ・ヨッテイさん

共に本学に留学していたベロニカ・セッラさんと。 共に本学に留学していたベロニカ・セッラさんと。

本学留学中の様子(昨年9月) 本学留学中の様子(昨年9月)

 昨年(2015年9月~10月)、卒論作成のために本学経済学部(指導・後藤和子教授)に短期留学していたイタリア・IULM大学生のベロニカ・ヨッティさんが、7月18日に論文が認められ卒業されました。

 卒論のテーマは『茶室:過去から現代への日本の文化遺産』です。彼女は、過去から現代までの茶室建築の背後にある美的基準、哲学等の変容と、それらに通底する自然との繋がりを論じました。とりわけ、茶室や茶道が、日本の文化遺産としていかに重要か、また、日本が、いかに芸術や文化、景観に注意を払ってきたかが強調された論文でした。

 イタリアの学制では、大学課程は3年間(エラスムス協定に沿った学修年限)であり、その後、1年または2年の修士課程に進学できます。卒業式当日は、8人の教授からなる審査委員会を前に、家族や友人らが見守る中、卒論のプレゼンを行い審査結果が発表されます。審査結果が発表されると、ローマ時代からの伝統である月桂樹の冠を被り卒業式が行われます。

 彼女から、卒論調査に協力した本学に対し、とても感謝しています!とのメッセージが届きました。

 ヨッテイさん、ご卒業おめでとうございます。

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