本文へ移動

お知らせ

 8月から大阪府内関西空港を中心に麻疹(はしか)患者が発生し、感染の
広がりがみられています。

 特に8月18日以降、関西空港を利用した方や8月28日にりんくうプレミアム
・アウトレット及び周辺施設を利用した方、夏季休暇中に麻疹流行国(特に
アジアの国々)へ渡航歴がある方、麻疹患者と接触していた場合には、麻疹
(はしか)に感染している可能性があり注意が必要です。
 *観察期間は感染が疑われる日(感染者との最終接触日)から2週間です。

 麻疹(はしか)の疑い(下記の麻疹の症状参照)がある場合は、大学へは
来ず、直ちに医療機関を受診
してください。また、受診する際は、事前に医
療機関に電話をして、麻疹(はしか)の疑いがあることを伝え、医療機関の
指示に従ってください。

 過去に予防接種を受けたことのある方は、典型的な症状が出現しないこと
がありますので、その情報も医療機関に伝えてください。

 麻疹(はしか)はとても感染力の強い感染症で、免疫がない集団に発症者が
1人いると、12~14人の人が感染する(インフルエンザでは1~2人)と言われ
ており、感染した90%以上の人が発症します。

< 麻疹の症状 >
 感染の10日~12日後に、38度前後の発熱やかぜ症状(咳・鼻水)、倦怠感
などの症状が出現し、2~3日発熱が続いた後、口の中に紅い縁取りのある白い
斑点が現れ、発症数日後に発熱とともに顔・首・全身に赤い発疹が出現します。
 *発熱する頃から発疹が出るまでの間に強い感染力があると言われています。

< 麻疹の予防 >
 ワクチン未接種者、未罹患者、ワクチン接種後10年以上経過した方は、医療
機関でのワクチン接種・抗体価検査をお勧めします。


 参考:大阪府 麻疹(はしか)について
    http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/hasika.html

お知らせ一覧へ