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お知らせ

  昨年に引き続き、今年も夏期休暇中の820日(土)~94日(日)の約2週間、経済学部生(9)は豪州ニューサウスウエールズ州アーミデール市にあるニュー・イングランド大学での短期研修に参加しました。

   この研修の目的は、英語を集中的に学ぶことを通じて英語によるプレゼン能力を強化すること、及び日豪経済連携協定発効(昨年1月)に伴う経済環境の変化を体験し、国際経済学の実際を学ぶことにありました。

   英語の研修については、同大学のEnglish Learning Center (ELC)のランゲージ・コースに参加しました。それぞれの学生の英語習熟度に配慮したクラスでの熟練した先生の指導のもとで、サウジアラビア、中国など世界各地から集まった学生たちと共に英語を学ぶことにより、他国の異文化に触れる絶好の機会となりました。また参加学生は地元のホストファミリー宅に滞在し、ファミリーの一員として過ごしたこと、および日本語を学んでいる豪州の学生との交流会に参加したことなどにより、教室におけるreading, writing, speakingの学習のみならず、現地の人々との交流を通じてlisteningを学ぶ機会を得ることができました。さらに、国際経済の変化については、同大学のビジネス学部の講師から産業革命から日豪間の二国間自由貿易協定に至るまでの国際貿易の歴史的変遷と国際貿易の重要性についての講義を受講し、またオーストラリアの輸出産業を支える地元の畜産農家を訪問し、どのような経営を行っているのか実体験しました。そして、研修最終日には、各ホストファミリーを招いた修了式が開催され、本研修を無事に終えることができました。

  引率した経済学部の久保教授、内田教授によると、約2週間という短期研修ではあったが、英語によるコミュニケーション能力や、国際経済や異文化への理解が格段に強化されたとのことです。学生らも「もう一度、この大学に戻り、より長期間、留学したい」といった感想を述べるなど好評であり、研修目的を達することができました。

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