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何度もプレゼンテーションの練習を重ね、本番にも堂々と挑んだ 何度もプレゼンテーションの練習を重ね、本番にも堂々と挑んだ

一緒に研究を進めてきた仲間と受賞の喜びを分かち合う(左から櫻井宥杜さん、今中直人さん、芝野さん、大見さん、大軽さん、植杉教授) 一緒に研究を進めてきた仲間と受賞の喜びを分かち合う(左から櫻井宥杜さん、今中直人さん、芝野さん、大見さん、大軽さん、植杉教授)

「グランピューラ」とは、グランピングと由良を掛け合わせた造語 「グランピューラ」とは、グランピングと由良を掛け合わせた造語

 9月23日、東京ビッグサイトで開催された「産学連携ツーリズムセミナー」において、経済学科植杉大教授のゼミ生の大軽優哉さん、大見淳さん、芝野尚人さん(いずれも3年)が、観光振興に関する研究発表を行い、2位の優秀賞を受賞しました。
 同セミナーは日本観光振興協会の主催で、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」に合わせて開催され、ツーリズム産業に関心の高い学生や社会人313人が参加。学生による研究発表や業界関係者によるパネルディスカッションが行われました。
 学生による研究発表は、53団体の応募から書類審査を経て選ばれた4大学が実施。オリジナリティや新規性、社会的インパクト、実現の可能性などを競い合いました。

 3人は和歌山県の「大学のふるさと事業」で提携を結ぶ由良町での実地調査や住民とのワークショップの経験を踏まえ、『郷土愛が創る!温もりあふれる自然のホテル「グランピューラ」』の題で発表しました。訪問客数の割に宿泊施設が少ない点に着目し、住民が宿泊設備やサービスを提供する「グランピング:キャンプ形式の宿泊サービス」という仕組みを提案。ふるさと納税やクラウドファンディングを資金調達に活用することで実現可能性を、住民が主体となって運営を行うことで持続可能性を持った取り組みであることをアピールしました。
 また、住民ワークショップを通じて住民の意識が前向きに変化していくことも紹介し、観光振興の取り組みを通じて、地域振興を実現するモデルになることを述べました。

 審査員からは「地域の方と共につくりあげていく過程が素晴らしい。実現の可能性も高く、ぜひ継続して検討を進めていってほしい」と高い評価を受け、2位という結果につながりました。
 リーダーの大軽さんは、「ワークショップの運営など初めてのことばかりでしたが、住民の方も積極的に参加してくださり、大会で良い企画として発表することができました。今後の集まりでも意見を出し合い、更に良いものにしていきたい」と、これまでの活動を振り返り達成感を感じるとともに、これからの活動への意欲を見せました。

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