経済学部
枚方家具団地ヒヤリング調査・見学(岸田ゼミ)
岸田ゼミ(専門演習Ⅰ)では、地元である枚方家具団地を訪問し、枚方家具団地協同組合の方々に、枚方家具団地の歴史および家具業界の現状についてヒアリングを行うとともに、家具総合商社のフジシ、家具小売店のハーモニックハウス、家具町工房を見学しました。
今回の訪問では、①枚方家具団地の歴史と現在、②日本の中小家具企業の経営の状況、の2点について調べることが目的でした。①については、高度成長期(1962年)に大阪の中心部から中小家具製造企業が集団移転する形で家具団地が形成されたこと、家具業界の変化に応じて、現在は製造から小売・卸売業がメインとなっていることなどを知ることができました。②については近年、大量生産・大量販売型の安価な家具が広まる中で、原材料の品質やデザインにこだわった製品を取り扱うなど、企業経営の新たな展開について具体的なお話を聞くことができました。