寝屋川消防署との合同防災訓練の実施について(報告)
11月8日(火)に寝屋川キャンパスで防災訓練を実施しました。
近畿地方を震源とした地震が発生し、その後に火災が発生したという想定で、緊迫した雰囲気の中、訓練が行われました。今年度は留学生も参加し、緊急地震速報を利用したシェイクアウト訓練、担当教員の誘導による避難訓練、消防署の指導による消火訓練を実施しました。また、避難指示などの緊急放送には「やさしい日本語※」による放送も導入し、留学生等が緊急時において速やかに行動できるような新たな取り組みも実施しました。
さらに、今年度は寝屋川消防署と合同で訓練を実施しており、はしご車で8階の逃げ遅れ者を救助する訓練や1号館屋上からの降下訓練等も実施され、実際の災害現場さながらの状況に参加者は、真剣な面持ちで訓練に取り組んでいました。
※「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、 外国人もわかりやすい日本語のことです。これは、地震などの災害が起ったときに有効なことばです。95年1月の阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。そこで彼らが災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが「やさしい日本語」なのです。
<減災のための「やさしい日本語」HPより抜粋>