本文へ移動

お知らせ

音楽と踊りが一体となった情熱的な舞台 音楽と踊りが一体となった情熱的な舞台

留学を通して得た経験が踊りに深みを与え観客を魅了 留学を通して得た経験が踊りに深みを与え観客を魅了

終演後の楽屋で久禮理事長や八木学長らと 終演後の楽屋で久禮理事長や八木学長らと

 11月21日、プロのフラメンコダンサーとして活躍する外国語学科4年の出水宏輝さんの初めてのソロリサイタル(石川敬子フラメンコ教室主催、摂南大学協賛)が、寝屋川市のアルカスホールで開かれました。350席余りのホールは満員で、久禮哲郎理事長や八木紀一郎学長、今井光規前学長ら学園・摂南大関係者の多くも訪れ、情熱的な舞台に魅了されました。

 出水さんは小学生の時にフラメンコと出会い、中学2年でファロリートの芸名でプロデビュー。文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の第1期生として、スペインに2014年9月から1年間留学し、スペイン語とフラメンコに磨きをかけました。特にフラメンコでは第一人者のファルキートに師事し愛弟子に。今回のリサイタルのタイトル「街燈の灯り」もその恩師が「芸術の光がフラメンコ舞踊の道に向かって君を照らしてくれますように」との思いで付けてくれました。

 「留学でスペイン語がより分かるようになって深みが増した」という踊りは雄弁で、時に切れ味鋭く、時に切なく。約1時間半の舞台では、恩師が出水さんのためにオリジナルな振り付けをしてくれた「アレグリアス」という曲も披露しました。初めてフラメンコに触れる観客のために、ピアソラの「リベルタンゴ」など馴染みの曲を入れるなど演出に工夫も。歌、ギター、打楽器、バイオリン、ベースの生の音楽と一体となった変化に富んだフラメンコの舞台に客席からの拍手が鳴りやみませんでした。

お知らせ一覧へ