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2チームが「社会人基礎力育成グランプリ 近畿地区予選」で発表
「平成28年度 社会人基礎力育成グランプリ 近畿地区予選大会」(社会人基礎力協議会主催、経済産業省共催)が12月4日、大阪工大大宮キャンパスで開催され本学から2チームが出場しました。
大学のゼミ、研究、授業、プロジェクトなどの活動を通じて、学生たちが経済産業省の提唱する「社会人基礎力」をどれだけ成長させることができたか、を審査・評価するものです。「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」などが評価項目です。予選は全国6地区で開かれ、今年の近畿地区大会には12大学16チームが出場しました。
経済学部の加藤大雅さん(経済学科3年)、小宮山誠さん(同)、山下澄人さん(同)、指導教員の植杉大教授のチームが、「空き家で地域再生~地域住民危機意識向上から貢献へ~」と題して発表。地元、寝屋川市の空き家問題解決のため、民泊ビジネスの活用を考え、足を使った空き家調査やホテルや行政への聞き込み調査を重ねて地域再生ファンドの提案に至ったことや、その提案が日銀主催の学生論文コンテストでも奨励賞を受賞するなど、社会的評価も受けた体験を話しました。
「梅田ロフト共同プロジェクト」と題して発表したのは、経営学部を中心とした学部横断チームの田口将さん(経営学科2年)、山口摩海さん(外国語学科3年)、指導教員の鶴坂貴恵・経営学部教授。若者のニーズをつかむためにフロアごとの売り場企画やクイズラリーを考えるなかで、店のスタッフから売り場作りに妥協しない厳しさを学んだり、マーケティング発想の大切さに気付いたことや、苦労の末に売り場展開やイベントを実現できた軌跡を話しました。