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「インターネットの安心・安全に関する動画フェスタ in 近畿2016」で優秀賞を受賞
摂南大経営情報学科の学生で組織する「サイバー防犯ボランティア団体」の制作した動画が「インターネットの安心・安全に関する動画フェスタ in 近畿2016」の学生・社会人部門で優秀賞を受賞しました。
この取り組みは、訴求効果の高い動画の制作と活用を通じて、青少年の情報モラルやセキュリティに関する知識の向上と注意喚起を図ることを目的に、総務省近畿総合通信局が事務局を務めるスマホ連絡会(近畿)※の主催で昨年から開催されています。
今年は203作品(生徒部門164作品、学生・社会人部門39作品)の応募があり、訴求内容、創造性、表現力の観点から8作品、5団体が入賞。12月10日に優秀作品発表会が開催され、作品の上映、表彰式、トークセッションが行われました。
「秘密を守る、絆を守る」と題した同団体の作品は、スマホゲームを題材にパスワードについて注意を促す内容で、小中学生にとって身近なゲームを取り上げた親和性や他の作品に見られなかったパスワード管理に着目した点などが評価されました。
受賞者によるトークセッションでは、動画制作で工夫した点や困った点について意見が交わされたほか、著作権や肖像権についても理解を深めました。参加した羽根田歩夢さん(3年)は、小中学校で行っているインターネットやSNSの健全な利用を考える授業が動画制作に役立ったことをはじめ、トラブル事例の公開や若者の発想と大人の技術力を合わせることで、訴求効果の高い動画をつくれるのではないかと述べ、今後の活動に意欲を見せていました。
※スマートフォン時代に対応した青少年のインターネット利用に関する連絡会
近畿管内の2府4県の関係団体(自治体、警察、PTA、学校関係者、有識者等)で構成する広域的な連携組織として、青少年のインターネット・リテラシー向上に資する情報共有や啓蒙活動等を実施