その他
「学園広報誌FLOW」72号で辻有将さん(経営学科3年)を紹介
難関の公認会計士試験に合格
難関で知られる国家試験の公認会計士試験に20歳の若さで合格した摂南大経営学科3年の辻有将さん。3年生ではもちろん、在学中の合格も大学初の快挙です。
辻さんは農業系高校でしたが、高校2年で簿記2級に合格し、3年の時に高校生では珍しい同1級に合格。勉強の面白さに目覚めると、摂南大入学と同時に「在学中の公認会計士試験合格」を目標に立てました。資格専門予備校にも入り、本格的な受験勉強を開始。同試験は短答式試験(4科目)と論文式試験(5科目)の2段階あり、1年で短答式に早くも合格し、昨年11月論文式を見事に突破しました。「授業のある日は5、6時間。土日は10時間勉強しました」。奈良県香芝市の自宅から往復3時間の通学時間も貴重な勉強時間です。「寝屋川市駅からは30分間、ボイスレコーダーに入れた法律の趣旨などを聴きながら歩きました」と工夫を明かします。「就活の時期が近付くと、このまま受験勉強を続けるかでプレッシャーがかかり悩むこともありましたが、『悩む時間があったら勉強しよう』と自分に言い聞かせました」
既に大手監査法人に就職が内定。1月からは会計教育研修機構などが実施する実務補習などが始まります。「卒業研究もあり、勉強の量はこれまでより多くなるかもしれません」と言いながら、金融監査などを担当する会計士を目指した次の挑戦に燃えています。