経済学部
スーパーコンピュータ「京」を見学しました。
1月17日、久保ゼミ生13名は神戸市のポートアイランドに位置する理化学研究所計算科学研究機構のスーパーコンピュータ「京」を見学しました。
まず、同機構職員の方から、「京」とはどのような性能を有するコンピュータであるのか、どのような研究に使用されているのか、また、このような機能を引き出すために、どのような工夫がなされているのかについて説明がありました。これらの説明のなかで、とりわけ強調された点は、世界の他のスパコンと比較すると、「京」は使いやすさという点で際立った特徴がある点でした。このため、気象予報、地震、さらにはこれらの災害が発生した際の避難誘導、自動車の車体設計、創薬など多方面に活用されているということです。さらに、既にスタートしているポスト「京」のプロジェクトについても丁寧な説明がありました。その後、「京」をささえる様々な装置の見学に移り、免震装置、空調装置、変電設備などを実際に見ることができました。
全体を通して、日本の科学技術水準を実感できると同時に、産業競争力強化において、スパコンが果たす重要性を認識できた訪問となりました。