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お知らせ

受賞者全員で記念撮影。感謝状を手にする榊准教授(前列中央) 受賞者全員で記念撮影。感謝状を手にする榊准教授(前列中央)

(左から)自分たちも大きく成長できたと語る市川さん、嶋岡さん、小林さん (左から)自分たちも大きく成長できたと語る市川さん、嶋岡さん、小林さん

11月に寝屋川市清水町で実施した防災まちづくりワークショップ(意見交換会)の様子 11月に寝屋川市清水町で実施した防災まちづくりワークショップ(意見交換会)の様子

1月12日、理工学部住環境デザイン学科 空間情報デザイン研究室(指導教員:榊愛准教授)が第33回大阪府まちづくり功労者に選ばれ、大阪府から感謝状を贈呈されました。

同感謝状は、人権・自然・歴史・伝統・景観・災害への安全性等のまちづくりに3年以上にわたって積極的に取り組んだ団体または個人に対して贈られるもので、同研究室が行政や住民と協働し、地域の防災力を高める取り組みを展開してきたことが評価され、今回の贈呈となりました。

2016年度は、門真市の古川橋小学校と寝屋川市の清水町で計3回のワークショップを実施。子どもたちが通学路の安全と危険を楽しく学べるよう「すごろく」を取り入れたプログラムや、密集市街地の住民を対象にGIS(地理情報システム)を活用した避難ルートの確認・防災マップづくりなどを企画・実施し、地域の防災、安全意識の向上に貢献しました。

ワークショップには、同研究室の3、4年生、大学院生の18人が参加。清水町のワークショップのリーダーとして活躍した小林莉奈さん(4年)は「研究室の特色を引き出せるようなワークショップができ嬉しかった。他のメンバーと協力して、ひとつの事をつくり上げるなかでリーダーシップも養われ、自信につながりました」と話しました。また、古川橋小学校で司会・企画を担当した市川優馬さん(4年)は「プログラムの立案は初めての経験でした。この取り組みを通して、物事に真剣に向き合えば必ず得るものがあると気づきました」と活動を振り返りました。嶋岡亮成さん(社会開発工学専攻博士前期課程2年)は「住民の皆さんにGISが地域の安全に役立つことを知ってもらえて良かった。安全なまちづくりを実現するため、今後さらに知識・技術を磨いていきたい」と抱負を語りました。

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