経済学部
経済学部主催のイタリア研修を実施しました
2月20日~26日、経済学部生8人(2年生4人、3年生4人)が後藤教授と岸田准教授の引率のもと、イタリアのミラノ市とレッジョ・エミリア市で地域経済実践演習を実施しました。これは、ヨーロッパの地域経済を学ぶ目的で行われました。ミラノとその周辺は、食、ファッション、自動車、デザイン関係の産業に強く、様々な場所でヒアリングや見学を行うことができました。
まず、21日は、ミラノ市内にある本学の協定校IULM大学を訪問したほか、大聖堂やファッション・ストリートを見学しました。22日は、多くの中小企業が集積するレッジョ・エミリア市を訪問。この地方はパルメザンチーズの生産地でもあり、チーズ工場で実際にチーズを生産する現場を視察しました。また、グローバル・ファッション企業であるマックスマーラ本社を訪問し、マネジャーと小売りの責任者から、新店舗立地の意思決定や店舗経営について話を伺いました。また、バルサミコ酢とワインの醸造場も見学しました。23日は、工業デザインのミュージアムや、デザイン・トリエンナーレを見学し、日本との違いに驚かされました。24日は、ミラノ郊外にあるアルファ・ロメオ(自動車)ミュージアムで、イタリアの自動車の歴史について説明を受けました。また、8万人を収容するサッカースタジアムや、中世の図書室、イタリア絵画が収蔵されている美術館等も見学しました。
今回の実施にあたっては、本学に短期留学していたベロニカ・ヨッティさんとベロニカ・セッラさん、そしてIULM大学のグイド・フェリーリ准教授が、この研修の企画から実施までご支援いただきました。特に、ヨッティさんは、毎日アテンドいただくなど、学生にとっては大変よい刺激と交流の機会となりました。