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高槻・神戸大准教授の講演 高槻・神戸大准教授の講演

講演する岩間教授 講演する岩間教授

例年より多くの来場者でにぎわう企画展会場 例年より多くの来場者でにぎわう企画展会場

本学と大阪市立住まいのミュージアム(愛称:大阪くらしの今昔館)が共催する「企画展 浪花の大ひな祭り-浪花の豪商の雛道具展-」が2月25日から同館8階で開かれています。4回目の今年は江戸時代からの日本を代表する豪商「加島屋(廣岡家)」に伝来した豪華な雛人形や道具類も展示。NHKのテレビ小説のモデルとなった廣岡浅子の嫁ぎ先に連なる豪商と言うこともあり、例年より多くの来場者でにぎわっています。会場には全国各地から本学に寄贈された中の約600体のひな人形が並び、外国語学科が制作した6カ国語解説パネルも掲示し海外からの観光客にもひな祭りの魅力を発信しています。

また2月26日には、企画展に連動した講演会「摂南大学国際教養セミナー」が同館と同じ建物内の大阪市立住まい情報センター3階ホールで開かれました。神戸大経済経営研究所の高槻泰郎准教授が「知られざる豪商・廣岡家」と題し講演。米仲買商から両替屋に転身し江戸期には鴻池家と並ぶ大豪商となった廣岡家の歴史と、最高の格式を誇った家のひな人形が第2次大戦中に奈良の旧家に疎開、70年後に再発見された経緯を話しました。本学外国語学科の岩間香教授が「ひな祭りの歴史とこれから」と題し、江戸初期には畳の上に並べられたいたひな人形が、時代を経るうちに段飾りになった歴史や江戸と京阪の地域による人形の違いなどを解説しました。約200人の聴衆は廣岡家やひな人形にまつわる意外な歴史の話を楽しんでいました。

【開催日時】2017年2月25日(土)~4月2日(日)10:00~17:00
※閉館日:毎週火曜日、3月22日(水)

【場 所】大阪くらしの今昔館内 8階企画展示室
 (大阪市北区天神橋6丁目4-20)

●大阪くらしの今昔館Webサイト
 http://konjyakukan.com/

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