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お知らせ

 風しん(風疹、3日はしか)とは、風しんウイルスによって引き起こされる発疹性疾患です。典型的な症状としては、発熱、発疹、リンパ節の腫脹がみられます。無症状感染(不顕性感染)が多く、症状も比較的軽いことから見過ごされがちな疾患ですが、妊娠初期の女性に感染すると、胎児に高い確率で先天性風疹症候群を引き起こす事が知られており、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように特に予防に努める必要があります。

 2013年の大阪府内の風しん患者報告数は第11週で129例となっており、流行が大きかった昨年同時期のおよそ6倍に急増しています。その中でも、昭和54年4月2日から平成7年4月1日生まれの方、更に昭和54年4月1日以前に生まれた男性は、子供の頃にワクチン接種の機会がなく、免疫を持っていない方が多いため、現在、この年代での感染が広がっています。また、風しんの流行時期は例年、春先から初夏といわれており、今後より一層の感染拡大が予測されます。風しんの発症を予防するには、ワクチン接種が非常に有効です。日常生活では一般的な感染症対策同様、手洗い・うがいの励行や可能な限り人混みを避けるなど心がけるとともに、万が一、風しんの発症が疑われる場合には早急に医療機関を受診し、学校保健安全法第2種感染症の取扱いに基づいて医師の指示に従って下さい。         以上

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