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見ごろの植物を五感で楽しむ 春の薬草見学会を開催
5月27日、枚方キャンパスの薬学部附属薬用植物園で「春の薬草見学会」を開催しました。関西一円から定員50人をはるかに超える約240人の応募があり、多くの方々に参加いただきました。初夏の陽気の中、参加者は写真を撮りながら薬学部教員の説明に耳を傾け、熱心にメモを取っていました。
五感を全て活用して楽しむのがこの見学会の特長で、実際に植物を見て、木々の音を聞き、手に触れ、匂いをかぎ、味わうことができます。
例えば甘味料として使用されているステビアの葉は砂糖の150倍もの甘さがあり、口に含むと口いっぱいに甘さが広がり、試した参加者からも驚きの声が上がりました。他にも、葉に強心利尿の効能があり、紫色の花をベル状に咲かせるジギタリスが美しく咲いており、参加者の目を楽しませました。
見学後は薬学部の学生がつくったハーブティーなどの試飲会を実施。広い園内を散策した後に飲む冷えたハーブティーは格別で、参加者の喉を潤しました。
薬草見学会は春・秋の年2回実施しています。季節によって見ごろの草花も変わりますので、初めての方や既に参加された方も、ぜひ次回の見学会にご応募ください。