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茶会で茶道部の近況を聞く出席者ら 茶会で茶道部の近況を聞く出席者ら

緊張の中にも凛とした雰囲気が漂う 緊張の中にも凛とした雰囲気が漂う

新しい茶室の完成を喜ぶ部長の山中さん(前列中央)と部員たち 新しい茶室の完成を喜ぶ部長の山中さん(前列中央)と部員たち

 6月3日、3月に完成した寝屋川キャンパス部室棟2階の茶室開きを行いました。出席した久禮哲郎理事長や八木紀一郎学長らは、茶道部員が点てたお茶を楽しみながら普段の活動や茶道具の説明などに耳を傾け、和やかな雰囲気で新しい茶室の完成を祝いました。

 床の間の掛け軸「閑坐聴松風」(かんざして しょうふうをきく)は、禅語で「日ごろの忙しいことを忘れて、心静かに安らぎのひとときを過ごす」という意味があり、松風は茶釜の煮えたぎる音をさすなど茶室に相応しいものです。この日は、茶道部員が出席者らにゆったりと茶会を楽しんでいただきたいという想いを込めてこの掛け軸を選びました。また、茶道部に代々伝わる「佳き日」という茶杓を、今日一日がいい日になることを願って茶室開きの茶会で使用しました。

 高校時代から茶道を続けている部長の山中圭吾さん(建築学科3年)は、「緊張しましたが、参加してくださった方々へ感謝の気持ちを込めておもてなしをしました。明るい雰囲気の中で茶会を開くことができてよかったです」と話していました。

 「茶道部は今年で創部40周年を迎えます。伝統を重んじつつ、これからも部の継続のために精進していきたい」と山中さん。茶道部の新たな歴史が、茶室開きとともにスタートしました。

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