経済学部
摂南経済ゲストレクチャーを開催しました【第3・4回ゲスト】
2017年度摂南経済ゲストレクチャー(担当:後藤和子教授)は、多彩なゲストをお迎えしています。
まず、5月24日には、芝川氏(千島土地㈱代表取締役社長)をお迎えして、「不動産業から地域の未来を考える~アートを切り口とする地域活性化の試み」と題した、貴重なお話を伺いました。千島土地㈱は、北加賀屋の造船所跡地や倉庫を活用し、大阪でのアートによる地域再生の先駆けとなってきました。クリエイティブセンター大阪、巨大なアート作品を保管するメガ倉庫、北加賀屋みんなのうえん、アーティストがリノベーションするアパート等、次々と斬新なアイデアで遊休不動産を再生しています。
そして、5月31日には、恵良隆二氏(横浜市芸術文化振興財団常務理事)を横浜からお招きし、三菱地所勤務時代の東京丸の内の再開発や、横浜みなとみらいの開発について、お話を伺いました。1990年代に時代のビジネスニーズに合わなくなった丸の内を、どのような考え方と組織で再構築したか、担当者ならではの切り口から説明していただきました。みなとみらい地区と旧都心をつなぎ、クリエイターが集積する街をめざす取り組みは、とても興味深いものでした。