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自身のキャリアをもとに講演する神垣教授 自身のキャリアをもとに講演する神垣教授

熱の入った講演に聞き入る学生 熱の入った講演に聞き入る学生

 法学部は6月15日、2017年度法学部特別講演会「法律と仕事~検事の仕事を中心に~」を開催し、同学部神垣清水客員教授が講師を務めました。神垣教授は1995年3月20日に発生した「地下鉄サリン事件」当時の東京地方検察庁刑事部副部長で、オウム真理教事件検察捜査では常時60人の検事を指揮。今回の講演会では、法律の奥深さを検事の仕事を通して自身の経験をもとに語られました。

 神垣教授は検察の司法的役割や現在の日本の治安、裁判員制度がもたらした国民生活への影響、検事と実務法曹との関わりなどについて解説し、講演の最後に、「法学部生は法的思考力を養うことが重要です。法学部で過ごす4年間で論理的思考力を身につける訓練を実践し、自ら問いを立て、答えを探す力を養ってほしい」と話しました。さらに、学生に向けて「新聞を読む習慣をつけ、時事ネタに触れ、記事を読んだ際に『この事件、事故の法的問題点はどこにあるのか』ということを日頃から考えるクセをつけてください」と話されました。

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