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ヒートアイランド対策の公開セミナーで講演する森山教授 ヒートアイランド対策の公開セミナーで講演する森山教授

熱心に質問するセミナー参加者も 熱心に質問するセミナー参加者も

 大阪の産官学民の連合体「大阪ヒートアイランド対策技術コンソーシアム」が6月21日に大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前)研修室で開いた「ヒートアイランド対策技術公開セミナー」で、同コンソーシアム理事長で住環境デザイン学科の森山正和教授が「クールシティへのビジョン」と題して講演しました。

 ヒートアイランド対策技術の理解を深めるために毎年開かれているもので、約100人が熱心に耳を傾けました。今年は森山教授のほかに同コンソーシアム幹事で大阪工大環境工学科の高山成准教授が、「都市空間における暑熱感の評価について」と題して講演しました。

 森山教授はヒートアイランドから脱する都市の対策として、緑・水辺空間や風の道を確保し公共交通を充実させるなどの都市環境計画改善、屋根や屋上の日射反射率を高めるクールルーフ気候に関する情報を分かりやすく地図上に表現したクリマアトラス(都市環境気候図)の使用、などを紹介。最後にヒートアイランド適応策に関する専門分野横断型の勉強会の必要性を訴えました。

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