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お知らせ

 7月5日の摂南経済学ゲストレクチャー(授業担当・後藤和子教授)は、京都市の文化芸術政策監であり、ロームシアター京都の館長でもある平竹耕三氏をゲストしてお招きしました。

 平竹氏は、「東京五輪と京都市の文化観光」と題して、京都市の文化政策の歴史と、その先進性について講演されました。京都市は、全国に先駆けて、観光に文化を取り入れてきた都市であり、景観規制や、小学校の廃校を再利用した現代芸術の創造等、様々な取り組みを行ってきました。伝統文化の継承とともに、若手アーティストへの支援を行い、文化で都市格を作ってきた歴史がよく理解できました。

 文化庁の京都への移転や、東京オリンピックに向けて、観光と融合した文化政策の取り組みが数多く行われ、聴講した経済学部生も期待が高まったと思います。講演後、学生からは京都のお茶文化の歴史や、ロームシアターのお薦めの講演はどれか等、質問もあり、有意義なレクチャーとなりました。

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