7月11日、岸田ゼミ(基礎演習、演習Ⅰ<1・2年生>)では、兵庫県にある新日鐵住金の広畑製鐵所(兵庫県)を見学しました。
広畑製鐵所は、かつては鉄鉱石から最終製品までを生産する、銑鋼一貫体制を取っていましたが、現在は高炉を閉鎖し、代わりにスクラップなどから銑鉄を生産しています。見学では、板状の「スラブ」が2000度にも熱され、熱延工程をへて熱延鋼板が作られる様子をまじかで見学することができ、その迫力と熱さに学生らは驚いていました。また大規模な熱延工場が、わずか10名足らずの従業員で操業されているなど、鉄鋼生産の効率化が非常に進んでいることがわかりました。