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「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を実施しました
8月1日、本学寝屋川キャンパスで「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を実施しました。本プログラムは、科学研究費助成事業の一環として、独立行政法人日本学術振興会が全国の大学や研究機関と協力して開催しているもので、小中高生に科学の興味深さや面白さを実感してもらうことを目的としています。当日は「筋肉を動かすとどのくらいエネルギーを使うのだろう?カラダの中をのぞいてみよう!」をテーマに29人の高校生が参加しました。
開講式では同会研究成果の社会還元・普及事業推進委員会委員から日本学術振興会の助成事業の取り組みや科学研究費の概要についての説明がありました。続いて本学のスポーツ振興センター藤林真美准教授による講義「筋肉は大食漢」を行い、肥満や生活習慣病が蔓延する現代社会の中で、骨格筋を活発に動かすなどの身体活動の重要性について学びました。一方で、高齢や各種疾患などによって十分な身体活動ができない人たちのために開発された骨格筋電気刺激法についての紹介があり、実際に高校生がこの装置を使った体験を行いました。
参加した高校生からは「電気の刺激で体が動くことがわかり、体験を通してとても身近に科学を感じることができました」などの感想が聞かれました。藤林准教授はプログラム終了後、「高校生が熱心にメモを取りながら講義を聴き、笑顔で体験してくれました。今回の講義を通して、ひとりでも多くの生徒が科学に関心を持つようになればと思います」と話しました。