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グループワークでお金についての疑問を書き出す小学生 グループワークでお金についての疑問を書き出す小学生

千林商店街では小学生が実際に店舗で取材を行った 千林商店街では小学生が実際に店舗で取材を行った

フィールドワークで学んだ内容を新聞にまとめる小学生 フィールドワークで学んだ内容を新聞にまとめる小学生

 7月8日、8月26日、9月9日の全3回の日程で「こども経済セミナー『お金とけいざい』」を実施しました。同セミナーは寝屋川市立成美小学校区地域協働協議会青少年部会からの依頼を受けて実施。小学生が主体的な学びの中で本学学生と楽しみながらお金やモノの流れについて関心を持ち、経済の基礎知識を身につけることを目的としたもので、同小学校4年生~6年生の12人が参加しました。

 寝屋川キャンパスで実施した第1回ではキャンパス見学を行った後、小学生は本学学生によるお金の歴史やお金の流れについての講義を受け、お金に関する「なぜ?」をグループワークで話し合いました。買い物に行ったときに不思議に思ったこととして「同じ商品なのにA店とB店はなぜ価格が違うのか?」「スーパーではなぜ特売があるの?」などの質問が出ました。

 第2回は千林商店街(大阪市旭区)でフィールドワークを実施し、前回のグループワークで出た疑問を解決するために、小学生が店舗へ直接出向いて商品の流通システムなどを取材しました。セミナー最終回の第3回は本学寝屋川キャンパスで疑問点について理解したことをオリジナル新聞にまとめ、発表を行いました。参加した小学生からは「ふだん学校で習わないことが多くて楽しかった。もっと勉強してみたい」との声が聞かれました。

 講師を務めた山下隼人さん(経営情報学科2年)は「小学生に教えることで、自分が経済について学び直すよい機会になりました。初めての企画だったので手探りの点もありましたが、来年に向けて後輩にアドバイスしていきたいです」とセミナーを振り返りました。岸本美波さん(同)は「3回のカリキュラムを学生が主体となって策定するなど大変なこともありましたが、セミナー終了後にはサプライズで小学生全員が感想を話してくれて苦労が吹き飛びました」と笑顔で話しました。

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