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Akira Tana&OTONOWAの活動について話すリーダーのアキラ・タナ氏 Akira Tana&OTONOWAの活動について話すリーダーのアキラ・タナ氏

「ひょっこりひょうたん島」をジャズバージョンで演奏するAkira Tana&OTONOWA 「ひょっこりひょうたん島」をジャズバージョンで演奏するAkira Tana&OTONOWA

NOJの学生とAkira Tana&OTONOWAのメンバーによるセッション NOJの学生とAkira Tana&OTONOWAのメンバーによるセッション

 外国語学部は10月6日、NPO法人寝屋川市国際交流協会の協力を得て、「英語教育フォーラム」を開催しました。「ジャズとコトバの学び方-Akira Tana & OTONOWA トークと実演」をテーマに、ジャズの即興演奏と外国語学習における共通点を学ぶ内容で、本学のジャズクラブ同好会NOJの部員をはじめ約60人が参加しました。

 「Akira Tana&OTONOWA」は、カリフォルニア生まれの日系二世でドラマーのアキラ・タナ氏が率いる日系アメリカ人と日本人のジャズグループです。2011年3月の東日本大震災をきっかけに結成され、毎年来日して被災地でのコンサートや演奏指導を行う復興支援ツアーを行っています。

 フォーラムでは、Akira Tana&OTONOWAの活動を紹介するドキュメンタリー映画上映後、監督のサラ・ペティネラ氏とAkira Tana&OTONOWAのメンバー紹介がありました。鳥居祐介准教授の通訳によるトークセッションでは、「音楽と語学は毎日続けないと伸びないところが似ている」「初心者のうちは、『間違えたら恥ずかしい』と思う人が多いようですが、シャイにならずにとにかくやってみよう!という気持ちを持つことが大切なのはジャズも語学も同じです」とジャズと語学学習の共通点についてメンバーからアドバイスがありました。

 トークセッションの後、Akira Tana&OTONOWAが「椰子の実」のほか、「涙そうそう」、「ひょっこりひょうたん島」、「どんぐりころころ」を披露すると、ジャズバージョンの演奏によるブルージーなメロディーに来場者から大きな拍手が起こり、会場は熱気に包まれました。また、Akira Tana&OTONOWAメンバーがジャズクラブ同好会NOJの学生にソロ演奏でのアドリブのコツを指導。最後はジャズの名曲「Now’s the  Time」の学生とAkira Tana&OTONOWAメンバーによるセッションもあり、まさに「音の輪」がつながった瞬間となりました。参加したNOJの学生からは「ジャズにおける音のやりとりが語学に似ていると感じます」「ソロ演奏で強弱をつけたり、ストーリー性を持たせて演奏したりするところが言葉と似ています」という声が聞かれました。アキラ・タナ氏は「このような機会を与えていただいて非常に光栄です。これからもジャズを通じて日本の皆さんと交流活動を続けていきたい」と今後の抱負を語りました。

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