経済学部
国際セミナー「グローバル企業の国際課税をめぐって」開催について(ご案内)
皆様へ
摂大 経済学部長
経済経営学研究科・法学研究科共催
国際セミナー「グローバル企業の国際課税をめぐって」開催について(ご案内)
エラスムス大学・ロッテルダムのS.ヘメルス教授をお招きして、国際課税に関するセミナーを開催します。
グローバル企業による租税回避が問題となって久しいですが、各国の税率の違いや貿易を通じた租税回避に対処するため、OECDでは、BEPS行動計画を作成しました。今回は、BEPS(Base Erosion Profit Shifting)導入の背景や、そのEUにおける実施と帰結について、経済的側面に焦点を当ててご講演いただきます。BEPSとは、日本語訳では、「税源浸食と利益移転」のことです。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
記
1.日 時 2017年11月7日(火)16:40〜18:10
2.場 所 摂南大学 経済学部ゼミ室1(寝屋川キャンパス 1号館7階)
3.論 題 EU implementation of the BEPS project
注)使用言語:英語
4.講演者 Sigrid Hemels氏(エラスムス大学・ロッテルダム法学部教授)
ヘメルス教授の専門は、日本では、租税法という専門分野にあたりますが、オランダでは、Tax Economistと呼ばれ、経済学の教育も受けています。日本の租税法が法学をベースにしているのに対し、オランダでは法と経済学をベースにしているともいえます。
現在は、40代前半の中堅研究者として、EUを中心に活躍し、今年初めには、後藤和子(経済学部教授)との共編著Hemels, S. & Goto, K. (2017)Tax incentivesfor the creative industries, Springer も刊行しました。
以 上
【本件にかかる問い合わせ先…経済学部事務室 濱崎】