経済学部
兵庫県「ひょうご講座」において久保廣正教授が講演を行いました。
10月13日、:経済学部・久保教授は、「ひょうご震災記念21世紀研究機構」が主催する「ひょうご講座」において、「欧州危機と反グローバリズム」というテーマで講演を行いました。この「ひょうご講座」とは、高度な研究成果や専門知識を得たいという兵庫県民のニーズにこたえるため、兵庫県内外の大学・研究機関に属する第一線の研究者が交代で講演を行うものです。久保教授は、この講座のなかでも「混迷する国際情勢を読み解く」と題する分野で講演を行いました。
講演では、欧州の危機を、①債務危機、②移民流入危機及び、③英国のEU離脱による危機という3領域に分類し、現時点での情勢を紹介しました。また、こうした危機が発生する背景として、グローバリズムの陰の部分が色濃く欧州の経済社会に投影していることも指摘しました。
本講演には約70名の聴衆が参加し、質疑応答も予定の時間をオーバーするほど活発で、盛会なうちに終了しました。